おどうぐがいど

こんにちは。
3月4日おひな様はまだしまっていません。いつしまうか決めていません。
『ゆりちゃんのおひなさま』近所の本屋さんで置いて頂いておりました。
嬉しいです~あまりに嬉しいのでおひな様『おどうぐがいど』載せました。
お楽しみくださいませ~

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まねすんな!絵を描きました

キンダーおはなしえほん5月号『まねすんな!』(作:佐和みずえ)
絵を描かせていただきました。

「おにいちゃんでしょ!」「おねえちゃんなんだから!」
たくさんのおにいちゃんおねえちゃんが一度は言われたことのある
その度に気持ちがザワザワしたりグッと唇をかむそんなセリフではないはないですか?

わたしにもあります。幼稚園の頃に母と妹とお風呂屋さんに行ったとき
母を手伝うつもりでやっと歩きはじめた妹を浴槽に入れようとしたら
深すぎてお風呂の底に沈んでしまって危機一髪知らないおばさんに妹は引き上げられ
駆けつけた母にすごい剣幕で叱られて悲しかった記憶。
その後湯上りに飲もうとしたビンの(一口も飲んでいない)コーヒー牛乳を
(自分のは飲み終わった)妹に奪われ取り返そうとしたら床に落として
「おねえちゃんなんだから」と言われた時、「おねえちゃんてツラいんだな」と
ヒクヒク泣きながら思ったのを覚えています。

イタチの兄弟フーちゃんとタイちゃんのやり取りがかわいらしくいじらしい
読み終わると気持ちがジワワ~と温かくなるお話です。

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おひなさま飾りました

こんにちは、花山かずみです。
今年は祖母が言っていた通りおひな様を2/25の風に当てる予定でしたがやはりいつも通り3月になってしまいました。
おひなさま達はまず毎年恒例の円陣を組み1年ぶりの再会を喜び合いおしゃべりしつつ
ハンカチ落としなどしたりしてから各自の持ち場に着きます。
『ゆりちゃんのおひなさま』を「あなたとわたしの絵本の世界」(ラジオ大阪)で朗読していただきました。こちらで聞くことができます。

このところ落ち着かない日々が続いています。
お疲れではないですか?
わたしは仕事その他諸々バタバタしていた為ヘト~グダ~となっております。
なので、ちょっと高めの入浴剤でゆっくりお風呂に浸かりながら読みかけの本を読んだりしています。
ときどき湯疲れでまたヘロヘロになったりしていますがストレス解消によいです。
淡々とニュートラルで乗り切っていきたいです。
みな様どうぞご自愛くださいませ~

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「ゆりちゃんのおひなさま」朗読

またまた、久しぶりの更新です。
まずはお知らせです。
2/29(土曜)ラジオ大阪「あなたとわたしの絵本の世界」(朝7:45~8:00)で
『ゆりちゃんのおひなさま』を朗読していただけることになりました。
それもプロの俳優さんたちの読み聞かせなのです。とても光栄です~楽しみです~
放送後でも朗読音声が聞けるそうです。ぜひお時間のある時聞いてみてください。
あなたと私の絵本の世界へ!

ところで、おひなさまはいつ飾りますか?
私の祖母は「おひなさまは25日の風にあたらないといけない」とよく言っておりました。
で、「お嫁に行けなくなるから3/6までにはしまいなさい」とも。
はい、気持ちはあるのですがなかなか実行できません。おばあちゃん、ごめんなさい。
3/2に慌てて出して、しまうのはおひなさまたちの意向を確認してからでして
たいてい「金太郎に会いたい」っていうのでその頃しまいます。
せっかく外の風にあたったんだからゆっくりさせてあげたいな~と思いますし・・・
いえいえ、すみません私がズボラなだけです。
ちなみに昨年『だいちゃんときんたろう』をベテラン声優の愛河里花子さんに朗読して頂きました。
その時の様子がコチラ
あまりの臨場感に主人公だいちゃんがピンチの場面に子ども達から「がんばれー!!」の声援をもらってだいちゃんも私もそれはそれは嬉しかったのでした。

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マイクなりすましの件

こんにちは。花山かずみです。
こちらは『どこどここけし』のマイクなりすましのページ。
※試し読みはこちら

数人の知人から「やっぱり映画の・・・」等と口元に不敵な笑みを浮かべながらの感想をもらいました。はい、Queenです。Freddieです。でも、違います。
例の映画よりずっと前にラフのとりかかっておりました。本当です。
最初に文章を頂いたとき、はじめに浮かんだのがこの見開き、Freddyの熱唱場面。
ライヴ・エイド見てました。
アフリカを飢餓から救うためにとボブ・ゲルドフが熱く語っているのを見て単純なわたしは「世界中がしあわせになるんだ」と本気で信じておりました。
当時、U2大好きでエリック・クラプトン、スティング、The Who等など好んで聞いておりましたがQueenは「ふーん、ライヴ・エイド出るんだ」って感じだったのです。
ところが、ライブはじまりFreddieのパフォーマンスにグイグイ引き込まれ
『We Will Rock You』の大合唱では自分でも驚きの大号泣だったのでした。
そんなこんなでQueenがマイクなりすましページに採用になった訳ですが
なんと作者の山田さんや編集さんもやはり最初にQueenをイメージしていたとわかり
本当に本当にびっくりなのでした。

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どこどここけし

こんにちは、花山かずみです。

絵を担当した『どこどここけし』発売から1ヶ月あまりたってやっと更新・・・久しく無音に打ち過ぎまして申し訳なく存じます。反省しております。
今回は文筆家山田マチさん の小気味よい言葉に助けらられギューッと濃縮モードで絵を描かせて頂きました。
楽しんでいただけるとうれしいです。

PS:「マイクなりすまし」ページの件は近日中にまたお話させていただきます。

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瞑想してます。

こんにちは、花山かずみです。

瞑想をすると集中力アップ、免疫力アップなどの効果が
期待できるという本を読み朝晩の瞑想を始めました。
始めたころは張り切って1時間近く瞑想してましたが
ちょっとしてなんだか違うなっと。で、気が付きました。
最初の10分以降は瞑想ではなく居眠りだなっと。
なので毎回10分に変更しました。

最近気が付いたのですが朝の瞑想中に夜見た夢の続きを
見ることが時々あって面白いです。
この前は老夫婦がホウキで掃除しているのに出くわし
手伝おうかどうしようか迷っている夢を夜見て
朝の瞑想中に続きを見たのです!
「掃除機の方が早いですよ」と
老夫婦に掃除機を貸したのですが部屋の中には
コンセントがなくて使えずスゴスゴと自分だけ退場する
トホホな夢の続きでしたが。。。

で、また気が付きました。
夢の続きを見ているときってやっぱり寝てるなっと。
なのでそれからは5分間瞑想にしています。

効果は少しだけ余裕が出る気がするってところでしょうか。。。
もう少し続けてみます。

 

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ミコちゃんとレン君

こんにちは、花山かずみです。

知りたがりやの女の子ミコちゃんが
登場する『ミコちゃんとレン君』を
『母の友11月号』(福音館書店)に
書かせていただきました。

ミコちゃんは新しく保育園に
はいってきたレン君の大きすぎる
ポケットが気になって仕方ありません。
そのポケットの中には???


カットのミコちゃんの目つき結構気に入っています。

他にもステキなお話がひと月分入った
とってもお得な11月号です。

是非ご覧ください~

 

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模様替え(玄関だけ)

こんにちは、花山かずみです。

このところ秋の虫の声がにぎやかになってきたので
玄関だけ模様替えをして金魚の七宝焼きから銅版画に替えました。
『ともだち』というタイトルの長袖を着た女の子たちが
それぞれのともだちを抱いている作品。
銅版画の線が好きで、女の子や動物が登場する作品を摺っていました。
最近はお休み中。普段描くタッチともちょっと変わります。

左は昔バックパッカーで行ったポルトガルのアズレージョ美術館で
散々迷って(その日の宿代をとるかタイルをとるか)購入した
タイルです。

季節の変わり目お身体ご自愛ください。

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泥めんこ

こんにちは、花山かずみです。

小学1,2年生のとき、友達の石毛君と酒屋の裏で日本酒の
コルク栓を集めた後、ピーナッツ畑で土器集めをしました。
ちょっと掘ると丸だったり多角形だったり
ちょっと欠けていたりの素焼きの土器がお手軽に発掘できます。
この辺にも「はじめ人間ギャートルズ」の世界があったのかなー
マンモスの肉おいしそうだったなーなんて思ってました。
ところが・・・
違いました~ギャートルズじゃありませんでした~

それは「泥めんこ」だったのです!
「めんこ」は子供の遊び道具としての一面もありますが
(紙のめんこと遊び方は違います)
どうも千葉付近は江戸時代から五穀豊穣や作物が
病気にならないように虫がつかないようにと祈願したりで
畑にまかれていたそうですが定かではありません。

日本各地にその地方独特の「めんこ」があるのが(着彩の博多の泥めんこ⇒)
わかりました。そんなフツーの子ども達の他愛もない
遊び道具は遊ぶ子がいなくなると作り手がいなくなり
残そうという意思がないといつの間にか消えてしまうのかも
しれません。遊び道具だけではなく生活の中にいろいろ
ある気がします。

自動改札以前の駅員さんがリズムを刻みながら切符を切ってくれた
ハサミとか八百屋や魚屋にあったバネのついたビヨヨーンとのびる
籠のつり銭入れとか、夏に来ていたリヤカーの風鈴売りやさんとか。

なくても困らないけど時々ふっと懐かしくなります。
それと一緒にその頃の記憶の断片がフッと浮かんできます。

ある日こっそり土の中から出てきた何十年か前の茶碗のかけらだって
いつかの誰かのお茶碗で、ご飯が盛られて、その周りには
誰かがいて、その時の話し声、柱時計の音、路地を通る
通る物売りの声、味噌汁の香り、魚の焼ける香ばしい匂い
そこにいた誰かの思いなんか記憶してるんじゃないかな
なんて思います。

そんな偶然出会った「かけら」の思いを想像してみるような
お話を描きたいと思っています。地味だけれど・・・

少々長文になりました。最後までお付き合いありがとうございました。

 

 

 

 

 

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