こんにちは、花山かずみです。
いつもよりちょっと短めに髪を切りました。
ショートカット、らくちんで気に入っています。
鏡を見ていて思い出しました。
幼稚園のころです。そのころ元美容師(怪しい)だとかの
母の友達の家で髪を切ってもらっていました。
ある日髪を切るのが嫌いだった私に母が言ったんです。
「ちょっとカールしてお姫さまっぽくしてもらおうか」
わたしは祖母が作ってくれた「よそゆき」の水玉の提灯袖の
ワンピース、ピアノの発表会に履くレースの靴下に
エナメルの「お出掛け」用サンダルという子ども勝負服で
カットに出かけたのです。
普通の家の居間で切ってもらうので目の前の鏡はありません。
ただ母たちのおしゃべりがエンドレスで
私の足元に敷いたビニールの上に
自分の髪がハラハラとやはりエンドレスで落ちていくのを
不安いっぱいに眺めていたのはしっかり覚えています。
不安は的中しお姫様どころか王子様より短いベリーショート。
母に悪態をつきながら泣きながら帰ったときのくやしさといったら・・
忘れられません。
それ以来絶対ロングヘアーにすると誓ったものの
今まで圧倒的にショートカットの時期の方が長い私なのでした。
お菓子メーカーの懸賞で
当たったパンダが
とってもお気に入りでした。